みんな大好きベルマーク その1

自己紹介

お母さん

お父さん

りい子(お姉ちゃん)

りい太

登場人物

お母さん

楽ですよ、との甘言にそそのかされてPTAのベルマーク係になった。



目次

みんな大好きベルマーク 1話目

数年前の事になります。

PTAで、ベルマーク集計の手伝いをすることになりました。

それと言うのも、その学校では、1年の間に役員になるか、

役員にならなかった場合は、必ずPTAのお手伝いに参加する義務があったからです。

仕方なしに私が選んだものは

『ベルマーク係』

でした。

冷房や暖房の効いた室内で、座って作業できるという触れ込みだったからです。



当日朝9時半ごろに小学校の空き教室に集合しました。

持ち物ははさみと、ノリ。あとは、持ってきたい人だけ飲み物と言う事でした。

私はコーヒーが好きなので、水筒にコーヒーを詰めて持っていきました。



集まっている人たちはみな女性。

人数は30人くらいいました。

小学生用の小さな椅子に座ると、ベルマーク役員から集計の説明が始まりました。



今まではPTA関係なく数人の同好会規模で行っていたのですが、

ベルマークの量が増えたので、今年からPTA活動に格上げになったとのこと。

お母さん
お母さん

余計なことを…

はさみを手にしながらそんなことを強く思いました。

続きます。

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