



登場人物
お母さん
前回のお話はこちら。楽ですよ、との甘言にそそのかされてPTAのベルマーク係になった。あまり深く物を考えない。
お父さん
自宅仕事なので家に居た。疑問を感じると即解決しようと動くタイプ。
集計は捗らず、昼ご飯を食べずに頑張りましたが、
その日のうちにすべての集計が終わりませんでした。
PTA役員の取った対策は、
『今日は解散するが、明日もう一度集まって、集計を行う』
と言うものでした。
強い疲労と空腹を抱え、ヨロヨロしながら帰途につきました。
以前少し触れましたが、この小学校は、今までベルマーク運動を数人の同好会レベルで行っており、
PTA活動になったのは今回が初めて。
つまり全員ド素人だったのです。
同好会の手順書に従って行動したものの、
勝手がわからずもたつき、
必要な道具が足りなくなって途中で買い出しに行ったりと
細かなトラブルが相次いだため、その日のうちに終わらせることが出来なかったのです。
同好会メンバーはなぜかいませんでした。
家に帰りつくと、自宅仕事の夫が迎えてくれました。
遅くとも昼ごろには帰ってくると思っていたようです。
私もそう思ってました。
おにぎりをほおばりながら状況説明する私。
夫はそれを聞いていましたが、何か考え込み、PCで検索を始めました。(漫画ではスマホになっています。)
やがて立ち上がり、自宅電話でどこかにかけはじめました。
どこに電話をするの?
ベルマーク教育助成財団
はっ、はああああああ⁉
続きます
コメント