みんな大好きベルマークその3～非効率だけど声を上げない～

登場人物

お母さん

前回のお話はこちら。楽ですよ、との甘言にそそのかされてPTAのベルマーク係になった

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みんな大好きベルマーク　3話目

ベルマークの余白の切り取りが始まりました。

入っていた袋から取り出し、適当に手元に引き寄せてはさみで余白を切り取ります。

はさみでの作業は大好きだったので、最初は楽しんでいたのですが、

どんどんテンションが下がって来ました。

実はベルマークってけっこう臭うんです。


私が普段目にしているベルマークは、ノートの後ろ側についているものでした。

紙についているものは、勿論臭いません。

しかしベルマークは食品の袋にもついているのです。


コンビニのおにぎりについているベルマーク。

ポテトチップスの袋についているベルマーク。

砂糖の袋についているベルマーク。

切り取ってくれる方はありがたいのですが、

臭いが取れるまできれいに洗う人は多くありません。

そして、洗わない人も勿論います。

少しの量ならまだしも、大量に集まると油臭い嫌な臭いとベタベタが発生するのです。

どんどんやる気がなくなる私。

追い打ちをかけるように、今度は分類方法で問題が起きました。

切り取ったベルマークをイチゴパックに点数別で分けて行くことにしたのですが、

各自が適当に分けたため、

どこに何点の入れ物があるのか分からず、周囲に聞きまわったり、持って歩いたり、

同じ点数の入れ物が複数できていたりと、とても非効率な状態になってしまったのです。

入れ物を探し回っている時間は、本当に無駄だと思いました。

なるべく早く作業を終わらせたいので、改善案を述べてみることにしました。


直感的にわかりやすいように

・パックに点数を書いた付箋をつける

・パックは点数の小さい順から並べる

・パックを指定の場所から動かさない


以上の3点です。

一応聞き入れてくれて良かったです。

言い出しっぺなので付箋を貼る作業は私がやりました。

続く。

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