陰キャぼっちが陽キャ達に交渉した話その3~陰キャでも出来る事~

自己紹介

お母さん

お父さん

りい子(お姉ちゃん)

りい太

登場人物

お母さん

前回の話はこちら。当時大学2年生。髪の毛が今より長かった。超ぼっちの陰キャ。



目次

陰キャぼっちが陽キャ達に交渉した話 その3

学生である以上テスト期間は訪れます。

友達がいない以上、頼れる者は自分だけ。

留年したくないのなら、自分で行動しなければならないわけです。



必修の授業なので、休まず出席はするようにしていました。

しかし、他の人の発表のすべてを書き留めることは出来ませんでした。

理由は

声が小さく、聞こえなかった

睡魔に負けた

からです。

陽キャ達は試験前の授業で

自分たちの英訳で足りない部分を、担当者に聞いて回っていました。

私もそれをしなければならないところですが、

そこは陰キャぼっちです。



知らない人に声をかけるのが怖い


とても抜けている範囲の担当者を探して聞いて回るなんて

陽キャムーヴは出来そうにありません。

陽キャも陽キャで、誰が担当なのかわからず、混乱している様子。

これなら私の考えた作戦が通用しそうです。

あのっ、皆さんの全員の課題ノート、私に下さい!

脂汗をかきながら叫んだ私の声は、教室内に響き渡りました。
続く

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