



登場人物
お母さん
前回の話はこちら。大学生時に漫研でジャンプの漫画家にあった話。当時は髪の毛が長かった。
稲垣理一郎先生のサインが欲しい私。
とりあえずそこらに置いてあった白紙の
似顔絵用紙を1枚とり、マジックを持って話しかけました。
人見知りで陰キャで異性が苦手の私からしたら、
清水の舞台からトリプルアクセル決めて飛び降りるような勇気を振りしぼりました。
稲垣先生、いきなりすみません!サインいただけませんか!?
「え、サイン?いやだなあ」
ものすごくいい笑顔であっさり断られてしまいました。
考えてみたら図々しいにもほどがあるので、しょんぼりしながら
そうですよね、厚かましかったですよね、すみません…
と、しおしお引き下がろうとしたら、
なぜか先生は腕まくりを始めました。
「う~ん、いやだなあ」
相変わらず素敵な笑顔のままです。
「う~ん、本当はいやなんだけどな~」
めっちゃいい笑顔で腕をブンブン回転しだしました。
・・・???
状況がわからず困惑する私。
特大の笑顔を浮かべたまま、
私から紙とマジックを受け取ると
勢いよくキュキュキュッと
とてつもなく大きくサインをして渡してくれる先生。
ちょっとびっくりしてぼーっとしてしまったのですが、
サインを書いてくれただけでなく、面白いパフォーマンスまでサービスでつけてくれたんだな、
と少しして気づきました。
先生は、とても面白くて優しい良い人でした。
稲垣理一郎先生は、現在ジャンプで原作者として活躍中です。
8月にDr.STONEの22巻が発売予定です!
予約して待ちましょう♪
また、過去作の
アイシールド21(完結済み)もおすすめです!
お家でのんびりまったり読んで、おこもり期間を過ごしましょうね。
続く
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