



登場人物
お母さん
当時大学2年生。髪の毛が今より長かった。超ぼっちの陰キャ。
今回は私の学生時代の過去話です。
現在でもあまり変わっていないのですが、
当時は輪をかけて人見知りが酷かった頃の話です。
大学へ入学し、サークルに入り、少ないながらも友達が出来た1年目。
しかし、私の通っていた大学は、2年目か3年目から通う大学の場所が変わります。
私の場合は2年目に大学の場所が変わりました。
大学のサークル棟は1年の時の大学内にありました。
折角できた友達とも、頻繁に会えなくなりました。
そんなわけで、友達は実質0になりました。
げふぅ。
しかし単位を取らない事には留年です。
出席だけなら真面目に出ている私。
必修である英語の配点が、出席の比重が高いことに望みをかけ、初授業に臨みました。
そこで私を待っていたのは、教室の机に並べられた、ものすごい枚数のプリントと、
その前に佇む陽キャ達。
私もそこにこっそり混ざって立ってみました。
少しして先生が来ました。
先生は、
「机の上に載っているプリントを1枚ずつ取れ。そのプリントが前期の試験範囲だ。
1章ごとに担当をあらかじめ割り振っておく。次の授業から担当した生徒を当てていく。
番号の早い生徒は、次回までにプリントに書かれた英語を日本語訳しておけ。
自分の担当以外の訳は、授業に出て聞き取るか、担当になった生徒に直接聞け」
と言い放ちました。
この陽キャ達から、ノートをもらうの?
ちょっと軽いめまいを覚えました。
続きます。
コメント