君(カタツムリ)の名は。

自己紹介

お母さん

お父さん

りい子(お姉ちゃん)

りい太

登場人物

お母さん

虫に抵抗がない。コロナ禍前は毎年素手で10~20匹ほどセミを捕まえていた。

りい太(息子)

虫や生き物が好きだが、家ではペット禁止なので飼ったことはない。



目次

道を歩けば顔見知りがいる

これは息子を連れて近所を散歩をした時の話です。

子供たちは公立小学校に通っているので、そこら辺にクラスメートがいます。

公園にもいるし、習い事に行けばやっぱりいる。


私は私立校に遠方からバスと電車で通っていたので、周りに同じ小学校に通う子は住んでいませんでした。

そのため、こういう『近所にクラスメートが住んでいる』と言う状態はとても不思議に感じます。

クラスメートと遊ぶのも一苦労だったので、

ちょっと歩けば友達がいると言うのはとても素晴らしいと思います。

しばらく息子と歩いていると、一軒の大きなおうちの前で、息子のクラスメートに遭遇しました。

可愛い女の子が、車庫でホース片手に中くらいの水槽の前でしゃがみこんでいます。

好奇心旺盛な息子は当然

「何してるの?」

と我が物顔で車庫に乗り込んでいきました。恥ずかしいので止めてほしい

しかし、私も何をしているのか気になっていたので、息子の行動を完全に制止することはしませんでした。

「カタツムリのおうちのお掃除してるの!」

女の子はカタツムリを水槽で飼っていて、それを掃除していたのでした。


ペットの世話を小さな子供がしているなんて偉いなあ。

きっと親御さんの教育がしっかりしているんだなあと考えていたら、

女の子は息子にカタツムリ本体を見せてあげようとしていました。

が、残念ながらカタツムリは殻に引きこもっています。

そこで女の子は

猛烈な勢いの大量の水を、ホースでカタツムリに向けて噴射し始めました。


皆さんはホースは先端を指で潰すと、圧力がかかって、同じ水の量でも勢いが増すのを知っていますか。

大量の水でそれをやると、ただの水でも肌に当たると痛いくらいになるのをご存知ですか。

彼女はそれをカタツムリに向けてやっていました。

強烈な勢いで殻に叩きつけられる水は、みるみるうちに水槽を覆っていきました。

親切は嬉しいが死にかかっている

このままでは殻が壊れて傷ついて死ぬか、溺れて死ぬかの嫌な2択になると思った私は、

慌てて止めに入りました。


こんな時とりあえず私は話題をそらします。

そこでカタツムリの名前を聞いたわけですが…。

子供って発想が自由だな~と、名前を聞いた時に感じました。

この名づけは大人だったら出来ない。

普通のカタツムリの可愛さが断然パワーアップした気がします  …@ノ¨


子供が自分でペットのおうち掃除とか素晴らしい教育ですね。

当分予定はありませんが、

我が家でも生き物を飼ったら見習いたいです。

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